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2018年11月02日

笑いを生み出せる能力って、相当なスキルなんだと思う

先日ね、朝のラジオ番組『クロノス』でこんなゲストが出てたんですよ。

元『お笑い芸人』、今『芸人の転職斡旋事業 社長』

その名も『株式会社 俺』の代表取締役『中北朋宏』さん

お笑い芸人からの転職 芸人ネクスト

元々大学を中退してまでお笑い芸人になった中北さん、しかし6年を経て芸人を止めざるを得ない状況に。

その後コンサル会社に入り、徹底的にシゴかれ営業トップの座を奪う!

そこからそれまでの経験、お笑いにコンサルにという特殊な経験を生かし芸人の転職斡旋に特化した会社を立ち上げる。

聞けば、芸人の世界という社会の中で培って来た経験というのは、実はすごく貴重でありコミュニケーション能力はものすごく磨かれている。

そこを必要としている企業はごまんとあるし、社内コミュニケーションを向上させるための人材として、もしくは芸人を呼んでの研修を行なうだけでも雰囲気は全然変わってくると。

確かに、社内に一人面白い人間がいれば、常に周りがパッと明るくなるような人間がいれば、社内の雰囲気、コミュニケーション、ひいては営業成績までもが上がってくるのは理解できますよね。

『元芸人』というと、きっと面白いひとなんだはず!と期待度が上がってしまうのはあるけど、むしろ芸人たちは自分たちがどれだけ日々磨かれているのか知り得ていない。

そこにヒントを得たんだと。

芸人の世界というのはものすごく狭き門の世界。

ほんの一握り、どころかひとつまみしか日の目を見ない世界。

だからといって、最終的に夢を諦めた時に人生の負け組なんて思って欲しくない。

実は、日々鍛錬してきた芸歴、コミュニケーション力、それを十分活かせる現場があるんだと。

なるほど営業周りをしてもすぐ人気が出て結果出せそうじゃん?

経営陣としては社内の雰囲気が良くなるというだけでも、そういう人物を欲しがるはずだ。

ましてやこんなに人材難と言われている時代、それこそ採用に当たって社内の雰囲気を良くしてくれる人材であれば尚更欲しい!

そこのマッチングをビジネスにしたわけなんです。

芸人の世界に入るということは、人生の選択になるってことではない。

例え芸能界で成功できなかったとしても、そこで磨いてきた能力やコミュニケーション力を活かせる現場があるんだと。次なる人生を充実させてもらいたいんだと。

これすごく良くない?

芸人になるなんて!バカなこと言うんじゃない!という親御さん、実際それが普通だよね(^^;。

夢を持つのはいいけど、芸人で生きていける人間なんて一握りなんだぞ! 結局ダメだった時にどうするんだ!?

となるのが普通だと思う。

しかし、上のように考えれば、その下積み時代を自分磨きだと考える事もできる。

何もせず、ダラダラと夢も持てず過ごすよりは遥かに自分の身になるんじゃなかろうか??

厳しい上下関係の中に身を置いて、もしかしたら嫌な先輩方とも付き合わないといけない、無茶ぶりにも答えなければならない、舞台度胸は付く。

結構後々に活かされてくる経験って多いんじゃないかな?

そういうガッツある人材の方が求められるのも理解に容易いじゃん?

これから芸人目指す若い子たちも、その下積みの数年間を自己投資だと考えてもらえれば無駄にはならない。むしろその後にこそいい企業に入れるかもしれない。

ん〜、面白いこと考えたな〜と。

こういう時代背景だからってことも後押しはしてるんだろうけど、どうせなら元気ハツラツの場を盛り上げてくれる人材が欲しいよね。

こういうミスマッチ、まだまだあるんだと思う。

ロックンロールだね!

ワワワケンロー!!!!


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Posted by 沖縄英字マガジン OkinaWanderer at 18:01│Comments(0)新ビジネスブログ
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