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2015年11月19日

オキナワン ファースト ビジネスフェアに参加して

先日、以前にブログでもお伝えした オキナワン ファーストビジネスフェアフェアに参加してきました( ´ ▽ ` )ノ

会場は浦添市産業支援センター結の街

というのも、今回の共催が浦添市商工会議所であったためで、浦添市商工会議所会頭さまの挨拶に始まり商工会議所のサポートを一心に受けたフェアになっていました。

浦添市は今後もキンザー跡地開発や、米国総領事館が浦添市に位置していることもありキーシティーになっていく感もありますね。

今回のマッチングフェアは事前申し込み制で、定員200名ということだったのですが、いざ会場へ訪れてみてびっくり!

ある程度余裕持って訪れたのですが、もうすでに満席状態でようやく席をみつけられるかどうかというほどでした。

それほど関心を持つ業者さんが数多くいて、みなさん日々アンテナを張ってるんだなということを実感しましたね。

フェア自体の内容も分かりやすく段取りされていて、様々な業種に関し担当者がプレゼンテーションしていく形でした。

なんだか、TEDとかスティーブジョブスのプレゼンを思わせるかのようなプレゼンぶり!

さすが外国人はプレゼン慣れしてるな〜という感想もあり(^^)


そしてここから改めてフェアを通して思い直したこと。

私個人的に常々お伝えしていることですが、沖縄においてこれから伸びていく産業はこれまでと変わらず観光産業がほぼメインだと思っています。

ただ!これまでと大きく違うことが一つ、

それはインバウンドです!

今後日本人は結構な率で人口が減り続け、30年後には1億人を割る。しかも更なる超高齢化社会へと変わっていきます。たった30年で2000万人減るって想像出来ますか?沖縄の人口が140万人ですよ。たった30年で沖縄のトータル人口相当の15倍近くいなくなるんですよ。もっと分かりやすく言えば毎年毎年沖縄の人口の半分が日本から消えていく計算になるんです。。

となると、これまでメインターゲットを日本人としていた沖縄の観光ビジネスはこの先の業態を変えずには将来性は見込めません。人口は減り、高齢者が増え、航空運賃は下がり海外渡航もさらに容易になる、様々な要因から沖縄を訪れる日本人は激減していくはずです。

まずそこに気づかないと手遅れでしょう。今が好調だからいいじゃんでは将来真っ暗です。

しかし目線を海外観光客へと移せばその伸びシロは今まで以上の期待感が持てます。日本人が減る一方の数十倍もの可能性を秘めています。

そして、その急激に来たる国際化へ移行していく際に、私はこの沖縄の現状を大いに利用する!ということを提言しています。

使えるものは使う、利用できるものは利用する、とにかく先人の血筋を呼び起こし、したたかに外交ビジネス(インバウンドビジネス)をしていく!

回りくどいですが(^_^;) 単刀直入に言えば、今いる在沖外国人をテストマーケットの対象とするのもおおいにありでしょうと。

同じ外国人という目線で彼らはこの沖縄でどんなモノを求めているのか、どのような対応を求めているのか、どのようなサービスが必要とされているのか。

沖縄における生活の困りごとのアドバイザーがすぐ目の前にごまんといるわけなんです。

そこでニーズに答えられるサービスを提供出来れば、対応や接客のトレーニングができれば、今の沖縄で深刻な問題とされているコミュニケーション能力不足、対応力不足は大きく緩和できるはずです。

目の前の対象をどう捉えるか、政治的な目線でしか捉えないのか、国として捉えるのか、もしくは一人の『人』として捉えるのか。

それはアナタ次第です。

そして時は刻一刻と進んでいます。2020年を境に日本は大きく変化するでしょう。海洋博ショックの二の舞(規模は比較になりませんが)にならないことを祈るばかりですが、そうなった時の対応策は考えておいた方が懸命です。

今後格差もより広がり、世界はさらに国境を無くしビジネス相手は間違いなく世界になります。雇う人材も国境を越えていくのは時間の問題です。人がいないんですから。経営者ならすでに肌で感じているはずです。国籍が違ってもいいから『働いてくれる』人間が必要だと。

その『時期』はそこまで迫っています。その『時』までに、何をどう行動していくのか。

供に考えましょう。よりアンテナを張っていれば、このようなフェアがあることも見つけ出すでしょう。いろいろなビジネスチャンスをモノに出来るはず。今一度自分を見つめ直してみましょう。今のアナタの目線はアナタ自身の目線ですか?実際の経験から得て積み上げた目線ですか?なんとなくで流されていませんか?

もう一度言います。

目の前の対象をどう捉えるか、政治的な目線でしか捉えないのか、国として捉えるのか、もしくは同じ地球上の一人の『人』として捉えるのか。

考えていきましょう。


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Posted by 沖縄英字マガジン OkinaWanderer at 11:29│Comments(0)あんしぇービジネス話
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